この記事では、成蹊小学校の試験情報についてまとめています。
近年700名を超える志願者数を誇る人気校である成蹊小学校。難易度が高いペーパー、生活巧緻性、行動観察、運動と幅広く入念な準備が必要な入試を行っています。
本日はそんな成蹊小学校の倍率や入試内容についての最新情報をまとめてみました。
この記事で分かることです。
成蹊小学校の入試日程、倍率、願書記入内容、考査内容など
試験概要
成蹊小学校の試験概要をまとめました。
募集人員 | 112名 男子56人、女子56人 |
考査日 | 11/1午前 男子 午後 女子 11/2~11/4のいずれか1日 |
考査順 | 受験番号順 |
考査内容 | ペーパー 生活巧緻性 行動観察 運動 |
面接 | 11/2~11/4 |
合格発表 | 11/5 |
倍率
2023年度の成蹊小学校の入学試験は、志願者数が722名、合格者数が132名で、倍率は5.4倍でした。
2020年度から2023年度までの成蹊小学校の志願者数と倍率の推移をグラフにしてみました。
クリックで拡大できます。
2018年度、2019年度の志願者数は685名だったのが、2020年度以降は700名超えとなっています。
成蹊小学校の倍率は、2020年度以降5.3〜5.5倍という一定の水準を保ち続けています。
補欠はあるの?
補欠はあります。早稲田実業初等部や国立小学校などと併願している家庭が多く、11月後半から補欠が回り始めます。
願書
成蹊小学校の願書には、志願者の保育歴、性格や特質、志望の理由を記入する欄があります。
志望動機欄は15行あり、書き方についてこのように記されています。
「どういう方法で認知されたか、またお子さまに対する願いやご家庭における子育てのあり方と、今日の成蹊小学校の教育の実態がどのように合致するのかを少し丁寧に書いてください。」
考査内容
ペーパーテスト
成蹊小学校のペーパーテストは問題数は少ないものの、長文のお話の記憶と、推理思考力が問われる図形問題というレベルの高い問題が出されています。なお、男女で問題は異なります。
2023年度入試でも例年通り、お話の記憶と図形問題が出されました。
図形対策が必要
2023年度の試験の中でも特徴的なものが、テトリスのような図形パズルの問題です。図形のセンスが問われる問題でした。
また折り紙の展開図の出題もありました。
行動観察・巧緻性
2023年度の試験では長い道を作ってお友達とピンポン玉を作って遊ぶという課題が出されました。
行動観察・運動
2023年度の試験ではグループで電車ごっこをしました。その中で、コーン走り、ゴム段飛びが行われました。
またボールの遠投、ドリブル、走るといった例年行われているような試験が行われました。
運動考査は重要!
成蹊小学校では登山の機会が多く、6年次の夏の学校では2キロの遠泳を行うなど、自然の中で身体を鍛え、たくましい子どもを育てる学校です。運動好きで活発な児童が多い印象があります。しっかりとした運動考査対策が必要でしょう。
ペーパーも運動も行動観察も全て重視されるようだね
成蹊小学校に受かるには
総合力が必要だね
面接
成蹊小学校の親子面接では、説明会の感想、創立者の理念について、成蹊の授業のことなどが聞かれています。
過去には、たくましさとは何か、個性とは何か、鍛錬とは何か、といった成蹊小学校が大切にしている方針について深く問われることもあったようです。
このように成蹊小学校の面接では、学校への理解を問う問題が頻出です。説明会はもちろん、オープンスクールや運動会や文化祭といった公開行事の参加も望ましいでしょう。
2023年の行事予定です
運動会 | 5月20日 |
第1回説明会 | 6月3日 |
オープンスクール | 6月15日 |
第2回学校説明会 | 9月2日 |
文化祭 | 10月8日 |
学校研究にオススメです
オススメ過去問です
コメント