この記事では、慶應義塾横浜初等部の試験情報についてまとめています。
慶應義塾横浜初等部の入試は、幼稚舎と同様面接はありませんが、一次試験の後に二次試験に進むことができるという点が特徴的です。
募集人数が少ない女児の倍率は私立小学校の中では最も高く、最難関校です。
本日はそんな慶應義塾横浜初等部の倍率や入試内容についての最新情報をまとめてみました。
この記事で分かることです。
慶應義塾横浜初等部の入試日程、倍率、願書記入内容、考査内容など
試験概要
慶應義塾横浜初等部の試験概要をまとめました。
募集人員 | 108名 男子66人、女子42人 |
考査日 | 一次11/11 二次11/21~11/24 |
考査順 | 受験番号順 ※生年月日に順ずる |
考査内容 | ペーパー 行動観察 絵画製作 巧緻性 運動 |
面接 | なし |
合格発表 | 一次11/16 二次11/29 |
倍率
2023年度の慶應義塾横浜初等部の志願者数は1485名、志願倍率が13.8倍でした。実質倍率は不明です。
男女別に表にしてみました。
男児 | 女児 | |
---|---|---|
志願者数 受験者数 一次合格者 最終合格者 実質倍率 | 809名 – – 66名 12.3倍 | 676名 – – 42名 16.1倍 |
コロナ以降のこの3年間、男子は12倍、女子は16倍超えの高い倍率をキープしています。
願書
慶應義塾横浜初等部の願書には、「志望理由(志願者の様子や家庭の方針に言及しながら書いてください。)」と「福翁百話の家庭や親子関係などに関して書かれている部分を読み、保護者と志願者の関わりについて感じるところを書いてください。」という欄があります。
横浜初等部が福翁百話、幼稚舎が福翁自伝です。
考査内容
ペーパーテスト
慶應義塾横浜初等部のペーパーテストは出題数が多いのが特徴です。
2023年度はお話の記憶、四方観察、回転、図形、迷路などの出題があったようです。
2023年度の出題分野です
生活巧緻性

2023年度の試験ではこのような出題がありました。日程、時間によって出題が異なります。
- コーヒー豆を箸で移す
- 将棋の駒を積む
絵画
2023年度の試験では他の受験生と描いている絵を交換し、その絵を見ながら新たに続きの絵を描くという新しい出題がありました。
- お店屋さんになるとしたら何を売りたいか
- 新しい公園にあったらいいなと思うもの
などの課題画でした。
途中で「何をしているところを描いていますか」などと質問があります。
行動観察
2023年度の試験では、しっぽ取りゲーム、転がしドッジボール、風船を使ったゲームが行われました。

幼稚園でやるような楽しいゲームばかりだね
運動
2023年度の試験では連続運動の中で、平均台や的あて、遠投なども行われました。
オススメのテキストです
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