帰国子女にオススメの私立・国立・公立小学校。インター幼稚園出身も必見

この記事ではそんな帰国子女にオススメの私立小学校、国立小学校、公立小学校を紹介します。

  • 日本の学校に馴染めるだろうか?
  • 日本語の授業についていけるだろうか?
  • せっかく海外で身につけた高い語学力を維持できるだろうか?

帰国子女家庭は色々と悩ましいところ。

すみれママ

このブログもありがたいことに海外からのアクセスが割りとあり、帰国時の学校を探している方が多いのかなと思います。

そんな方のお役に立てればと思い記事を作成しました。

どうぞ最後までお読みください。

我が家も使っていました!おすすめです

目次

私立小学校

帰国子女に対して特別な入試を行っている私立小学校や、帰国子女の多い私立小学校を紹介します。

啓明学園初等学校

  • 住所:昭島市拝島町5-11-15
  • アクセス:拝島駅からスクールバスで6分、JR八王子駅からスクールバスで30分
  • 週の英語授業:1,5,6年3時間、2〜4年2時間
  • 帰国生入試:あり

三井財閥が1940年に海外在勤者の教育のために始めた学校であり、多くの帰国子女、外国籍児童を受け入れてきました。現在でも全校児童の4割弱が国際生と呼ばれる子どもたち。

近年は国内のインター幼稚園出身者も増加したため、英語力の高いインター幼稚園出身者も学べるよう2023年度から国際英語コースに代わって英語特進コースが設けられました。

玉川学園小学部

  • 住所:町田市玉川学園6丁目1-1
  • アクセス:小田急線玉川学園前駅徒歩3分
  • 週の英語授業:JPクラス5時間、EPクラス7割が英語
  • 帰国生入試:あり

JPクラス(Japanese Predominant)とEPクラス(English Predominant)があり、全クラスバイリンガル教育を行っています。特にEPクラスでは授業の7割が英語で行われます。

詳しくはこちらをお読みください




西武学園文理小学校

  • 住所:狭山市下奥富600
  • アクセス:新狭山駅徒歩10分
  • 週の英語授業:11時間
  • 帰国生入試:あり

英語のイマージョン教育を行い英語教育に力を入れる西武学園文理小学校の環境は、帰国生も馴染みやすいでしょう。

西武学園文理小学校では海外在住の受験生家庭の帰国生入試や学校生活等の質問を随時受け付けています。帰国生を歓迎しているという感じを受けますね。

成蹊小学校

  • 住所:武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
  • アクセス:JR吉祥寺駅徒歩15分
  • 週の英語授業:1〜4年1時間、5,6年2時間
  • 帰国生入試:あり

4年生のみ国際学級の募集を行っています。一般学級の児童と共に学ぶ混入教育で日本の教育に慣れていけるようにサポートしつつ、国際学級での「取り出し授業」(国語・算数・社会の補強、英語)も行っています。

帝京大学小学校

  • 住所:多摩市和田1254-6
  • アクセス:多摩センター駅(1,2年生対象)、新百合ヶ丘駅、若葉台駅などからスクールバスあり
  • 週の英語授業:1~4年2時間、5~6年3時間
  • 帰国生入試:あり

2005年に開校、2012年に新校舎に移転されたまだ歴史の浅い学校です。1年から5年生までの帰国子女の編入試験を行っています。帰国生と一般生は同じクラスとなり、必要に応じてキャッチアップの補習授業を行っています。

昭和女子大学附属昭和小学校

  • 住所:世田谷区太子堂1-7-57
  • アクセス:三軒茶屋駅徒歩5分
  • 週の英語授業:1年生週5時間
  • 帰国生入試:あり

2024年度より、探究コースと国際コースに分かれることになった昭和女子大学附属昭和小学校。国際コースでは英語イマージョン教育を行い、週のうち65%を英語で学ぶことになります。

詳しくはこちらをお読みください

開智小学校

  • 住所:さいたま市岩槻区徳力186
  • アクセス:東岩槻駅、東川口駅、浦和美園駅、さいたま新都心駅よりスクールバス
  • 帰国生入試:あり

開智小学校では1年生から6年生まで国際生入試を行っています。

応募資格は、①海外在留経験が連続して1年以内かつ帰国後2年以内、②国内インターナショナルスクール(プリスクール)に1年以上在籍、③英検3級以上を取得、のいずれかに該当していること、という条件があります。

新1年生の国際生入試は、ペーパーや行動観察など日本語面接以外は全て英語で行ってくれます。

番外編|帰国生入試、編入試験はないけれど…

慶應義塾横浜初等部

  • 住所:横浜市青葉区あざみ野南3-1-3
  • アクセス:江田駅徒歩10分
  • 帰国生入試:なし

慶応義塾横浜初等部には、帰国生入試はありません。編入試験も受け付けていません。

しかし、進学先である慶應義塾湘南藤沢中等部では20%、高等部では25%が帰国生入試で入学します。中等部から習熟度別の英語クラスがあり、高等部では毎年全員がTOEFLを受験します。また高等部ではフランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、朝鮮語から選択した第2外国語を学ぶという国際的な環境にあります。

このように帰国生への理解があり多様性を重んじる学園なので、初等部も帰国子女から高い人気があります。

すみれママ

横浜初等部出身の人気子役・村山輝星(きらり)さんも帰国子女です。

聖心女子学院初等科

  • 住所:港区白金4-11-1
  • アクセス:白金台駅徒歩10分
  • 週の英語授業:2時間
  • 帰国生入試:なし

初等科では帰国生入試は行っていませんが、世界中に姉妹校を持つ聖心女子学院は伝統的に帰国生の受け入れを行ってきた学校です。中等科では帰国生入試を行っており、海外経験のある生徒が各学年に15%いるということです。

聖心のように、英語に強く、歴史的に帰国子女を受け入れてきたミッションスクールなどは海外経験のある家庭から人気があります。

すみれママ

日本語の力が不足しがちな帰国生は、お受験に対応するのが難しいんじゃないかな?

すみれ夫

言語の問題に不安があるなら帰国生に配慮をした入試を行っている学校の方がオススメだよね

created by Rinker
¥660 (2024/07/27 15:47:28時点 Amazon調べ-詳細)




国立小学校

東京都の国立小学校では、お茶の水女子大学附属小学校と東京学芸大学附属大泉小学校で帰国子女の受け入れを行っています。

お茶の水女子大学附属小学校

  • 住所:文京区大塚2-1-1
  • アクセス:茗荷谷駅徒歩7分
  • 帰国生入試:あり

お茶の水女子大学附属小学校では、海外生活3年以上かつ帰国後6か月以内の児童の編入試験を行っています。

東京学芸大学附属大泉小学校

  • 住所:練馬区東大泉5-22-1
  • アクセス:大泉学園駅
  • 週の英語授業:1~4年生1時間、5~6年生2時間
  • 帰国生入試:あり

東京学芸大学附属大泉小学校では、海外生活2年6か月以上かつ日本の小学校に通った経験が1年以内の児童、もしくは国内インターナショナルスクールに在学している両親、両親のどちらかが外国人の家庭の児童について編入試験を行っています。

すみれ夫

どちらの学校も海外生活の要件が厳しいね

すみれママ

でも超高倍率の学校に帰国枠で入学できるのはかなりラッキー!条件に当てはまるなら是非トライしたいね




公立小学校

東京23区内の小学校であれば、帰国子女や外国籍児童は珍しくなく、特に港区などでは帰国子女や外国人児童も多いためどの学校も受け入れ体制がしっかりしています。

そこで、今回は帰国家庭から特に有名な公立学校を紹介します。

目黒区立東山小学校

  • 住所:目黒区東山2-24-25
  • アクセス:池尻大橋駅7分
  • 児童数 1015名(2023年現在)
  • 日本語教室あり

目黒区立東山小学校は、約40年に渡り帰国生を受け入れてきました。公立小学校の中では帰国子女教育のパイオニアです。

日本語担当教員により日本語指導を行い、必要に応じて国語、算数、社会などの個別指導も行っています。

公務員宿舎に隣接しており教育熱心な家庭が多く、児童の学力が高いことでも有名です。そのため非常に人気が高く、児童数が1000名を超えるマンモス校です。

目黒区立東根小学校

  • 住所:目黒区東が丘1-20-1
  • アクセス:駒沢大学駅15分
  • 児童数700名(2023年現在)
  • 国際学級あり

東根小学校には日本語国際学級があり、日本語の発達段階に合わせて個別・少人数指導をしてもらえることが特徴です。

こちらも教育熱心な家庭が多く、多数の生徒が中学受験をします。

港区立笄小学校

  • 住所:港区西麻布3-11-16
  • アクセス:広尾駅7分
  • 児童数506名(2023年現在)
  • 日本語学級あり

笄小学校は学区域に大使館などが多く、外国籍の児童を多数受け入れてきた国際色豊かな学校です。

近隣の大使館と交流を行うなど国際理解教育を行っています。

校内には和室もあり、日本文化習得に役立てています。

港区立東町小学校

  • 住所:港区南麻布1-8-11
  • アクセス:麻布十番駅10
  • 児童数477名(2023年現在)
  • 国際学級あり

港区立東町小学校は、2012年に外国人児童が英語による授業を受けられる国際学級を新設しました。少人数の学校でしたが、国際学級を新設して以来、児童数が4倍に増加しました。

このほかにも、品川区は1年生から英語授業を行っています。

本日紹介した学校は、帰国子女だけでなく、インターナショナルな環境を望む日本人家庭からも大変人気があります。

学区内にわざわざ引っ越しをする方も多いですが、人気エリアのため住む場所が見つからない、もしくは高過ぎる!という難点もあるようです。

すみれママ

この学区内にファミリーで引っ越すことを考えると、郊外の私立の方が安く済むかも

ほかにも英語に強い学校を紹介しています

created by Rinker
¥5,743 (2024/07/27 15:47:28時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
朝日新聞出版
¥1,540 (2024/07/27 15:47:29時点 Amazon調べ-詳細)




よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元塾講師、学校職員。
子どもの小学校受験の経験から
知育やお受験について発信しています。

コメント

コメントする

目次