✿当記事は、洗足学園小学校の学校説明会に参加した際のレポート記事です。
日本一の中学受験校として知られる洗足学園小学校。
その進学実績は魅力ですが、ちょっと凄すぎてこう思っている方が多いのではないでしょうか。
めちゃくちゃスパルタな、予備校みたいな学校なんだろうな
私がまさにその一人でした。
子どもをそんな厳しい小学校に入れるなんて…!
と思っていたのですが、中学受験校推しの夫に勧められ、しぶしぶ学校説明会に行ってみることにしたのです。
本日は説明会の内容や感想をレポートします。
説明会会場の様子
幼稚園から音大までを持つ洗足学園は、スタイリッシュで学校とは思えないオシャレな外観が特徴的です。
これはHPでも見て知っていましたが、直接足を運ぶと改めて驚きました。知らなければ「何かのミュージアムかな」と素通りしていたかもしれません。
雨漏りのするボロボロの校舎で小学校6年間を過ごした私は、こんなところで学校生活を送れるなんて贅沢だわ…とため息が出ます。
さて、説明会会場は「前田ホール」です。
これには学校の外観以上に驚かされました。本格的な音楽ホールなのです。
しかもステージでは弦楽器の生演奏が披露されています。
もう説明会ではなく、演奏会に来たような気分です。
参加者の様子
当日の参加者について感じたことです。
男女比率は女性が多めだが、男性の参加もかなり多い。
多くの方がスーツを着用。
女性はオフィスカジュアルの方も意外といる。
柄物のアウターやジーンズなど普段着の方が数名いた。
また当日は簡易のパンフレットとモノクロの資料の配布がありました。
資料にはメモのスペースがあり、そこにメモ書きができました。皆さん真剣にメモを取られていたと思います。
説明会の内容
説明会は終始、吉田校長先生のお話しでした。
日本一の中学受験校を率いるスパルタ先生という私が勝手に抱いていたイメージとはほど遠い、穏やかな人柄が伺える校長先生です。
説明会でのお話の内容はこのようなものでした。
- 洗足の教育の特徴
- 課外活動の紹介
- 中学受験について
- 内部進学について
- 求める家庭など
これらを丁寧にお話されました。一部紹介します。
内部進学について
小学校を卒業後、女子は洗足学園中学校への内部進学できるのかということについて。
これは女児の保護者なら一番気になることではないでしょうか。まとめてみました。
- 内部入試があり、希望者全員が上がれるわけではない。
- 内部入試も一般入試に近い問題が出る。
- 簡単ではないが一般入試よりハードルは低い。
- 内部入試は12月に行われる。
洗足学園中学校は偏差値も高く進学実績もかなり良いので、簡単には入学させてくれないようです。
成績不良や素行不良など何か問題さえなければ内部進学できる、という私立小学校が多い中で、この点はちょっと残念だなと思う方は多いでしょう。
ですが、校長先生もおっしゃっていましたが、2月の一般入試に先駆けて12月に内部入試が行われることで安心して難関中学の入試に立ち向かえるというのは良いなと思います。
学校が求める家庭像
洗足学園小学校の求める家庭像についても言及されていました。
それはずばり
子どもの学習に責任を持てる家庭
です。
中学受験まで家庭がちゃんとサポートしてよ、ということですね。
さすが中学受験校、明快ですね。
入学後は学校に全部任せたいという家庭、多忙な家庭にとっては厳しいかもしれません。
そもそも給食もアフタスクールもないので、そういった家庭はこの学校は敬遠するのかもしれませんね。
過去の面接資料を見ても、子どもをサポートできるのかを確認するような質問が毎年されているようでした。
説明会の感想
当日は質問タイムなどはありませんでしたが、保護者が持っているであろう疑問にきちんと答えてくれるような、非常に分かりやすくオープンな感じの説明会でした。
私立小学校特有の閉鎖的な空気はありません。
うちは知る人ぞ知る伝統校です。
その良さをご存知のご家庭のみどうぞ…
というのではなく、「きちんと情報を公開します!うちに合う(優秀な)方ならどなたでもどうぞ!」という感じでしょうか。
好感の持てる説明会でした。
志願倍率が10倍を超える理由もわかります。
参加後はぜひ受験させたいという気持ちにさせられました。
給食なし、アフタスクールなしは
かなりネックだけどね…。
洗足小学校の過去問です。
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