国立小学校の受験をさせていけれど、どんな対策をすれば良いの?
私立小学校と同じ対策で良い?幼児教室なしでも合格できる?
同じ国立小学校とはいえ、ペーパー試験がなかったり、保護者の作文があったりと、試験内容が大きく異なります。
そのため、やみくもにペーパー問題をやらせたり、体操教室に通ったりする前に、まずは試験内容を理解することで、回り道することなく合格に近づけます。
そこで本日は主要な国立小学校の試験内容をまとめてみました。
筑波 | お茶の水女子 | 竹早 | 学世田 | 大泉 | 小金井 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ペーパー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
個別 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
集団 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
運動 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
親子面接 保護者面接 | 〇 | 〇 | ||||
アンケート 作文 | 〇 | 〇 | 〇 |
竹早小学校って日本一高倍率な小学校なのに、集団テストと親子面接しかないのね。
これなら記念受験する家庭も多そう。
面接についてはこちらの記事を参考にしてください
国立小学校の試験内容の特徴としては、下記2点です。
・個別テストと行動観察で、コミュニケーション能力や社会性をしっかりと見られる
・試験の難易度は私立に比べて難しくない
国立小学校ってしっかり挨拶ができたり物怖じせず会話ができる子が多い印象だよね
公共の場でのマナー、ルールを守れることも重要ポイントらしいよ
ペーパー試験について
ここで、お茶の水女子大学附属小学校の過去問を紹介します。
言語・常識の問題です
リンゴ、カキ、ミカンのうち、どれを食べたいと思いますか?それはどうしてですか?この中で仲間でないものはどれですか?
数量の問題です
ゼリー5個とドーナツ3個を4つのお皿に分けてください。
非常に高い倍率を誇るお茶の水女子大学附属小学校のわりにはかなり簡単な問題です。
お茶の水女子大学附属小学校だけではありません。
国立小学校の中でもペーパー難関校である筑波大学附属小学校であっても、私立の受験対策をしている方にとっては特段難易度が高いものではありません。
運動テストについて
国立小学校の運動テストは毎年同じようなものが出されているので、対策しやすいです。
特徴があるのは次の2校の運動テストです。
筑波大学附属小学校のくま歩き
小金井小学校の立ち幅飛び
この2校では必ずと言ってもいいほど出題されるので練習が必要です。
筑波大学附属小学校のクマ歩きとは
教室に引かれたテープの周りを両手両足を床につけたクマのポーズで歩きます。クマ″歩き″といっても、先生がストップウォッチでタイムを計っているので素早く駆け抜けなければなりません。
学芸大学附属小金井小学校の立ち幅とびとは?
マットの上に線が引かれ、その線を超えるように飛ばなければなりません。足を揃えて立ち、両手を前に伸ばして(イチ)、両肘を引き両膝を曲げ(ニイ)、両手を斜めに振り上げ両足ジャンプ(サン)します。
このようにペーパーも運動も私立小学校に比べて容易であったり毎年同じような出題がされて対策しやすいので、国立小学校は幼児教室に通わずに合格できたという方も多くいます。
しかし私立の難関小学校を受験する方々との競争となるので、ペーパートレーニングや幼児教室主催の模試を受けるなどの対策は必須でしょう。
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