このページでは、国立・都立小学校の倍率をランキング形式で紹介しています。
地方では少子化により定員割れをおこすこともある国立小学校ですが、都内の国立小学校は「宝くじに当たるようなもの」と言われるほど大変な倍率を誇る学校もあります。
このランキングでは国立小学校のほかに都立小学校も入れてみました。
それではさっそく見てみましょう。
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第1位 東京学芸大学附属竹早小学校 66倍
住所:東京都文京区小石川4丁目(茗荷谷駅徒歩12分)
応募資格:東京23区に居住
募集人数:40名(男女20名ずつ)
内部進学:95%が竹早中学校へ進学、中学卒業後は50~60%が東京学芸大附属高等学校へ進学
最も倍率が高い国立小学校は、東京学芸大学附属竹早小学校でした。
東京学芸大学附属幼稚園竹早園舎から上がってくる児童がいるので、募集人数がわずか40名と少なく大変狭き門です。
95%が附属中学校への内部進学するという内部進学率の高さが魅力です。
第2位 お茶の水女子大学附属小学校 58倍
住所:文京区大塚2丁目(茗荷谷駅徒歩6分)
応募資格:東京23区内に居住
募集人数:50名(男女25名ずつ)
内部進学:男子の半数、女子の90%がお茶の水女子大学附属中学校へ進学。中学卒業後は男子は全員外部受験、女子は6~8割程度がお茶の水女子高等学校へ進学
竹早小学校と同様、お茶の水女子大学附属小学校も附属幼稚園から上がってくる児童がいるので、募集人数が少なく大変狭き門です。
男子は高校受験が必須ですが、女子は高校の内部進学も可能なので、女子の倍率は70倍という驚異的な倍率となります。
なお、竹早小学校とお茶の水女子大学附属小学校では保護者面接を行っています。こちらに詳しく書いていますのでどうぞお読みください。
第3位 筑波大学附属小学校 30倍
住所:文京区大塚3丁目(茗荷谷駅徒歩8分)
応募資格:東京23区、西東京市、埼玉県和光市に居住
募集人数:128名(男女64名ずつ)
内部進学:筑波大学附属中学校へ進学。中学卒業後は筑波大学附属高等学校へ進学。
筑波大学附属小学校は3900人もの志願者が集まる日本一志願者の多い小学校です。
附属中学校の偏差値が国立の中で最も高く、筑波大学附属中学校の偏差値は男子が66、女子は70です(四谷大塚)。
内部進学のハードルも高いですが、中学以降は簡単に入れないことからも人気が集まる学校です。
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第4位 東京都立立川国際中等教育学校附属小学校 24倍
住所:立川市曙町3丁目(立川駅バス12分、西国立駅徒歩20分)
応募資格:以下のエリアへの居住。新宿区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、西東京市、瑞穂町、日の出町
募集人数:58名(男女29名ずつ)+帰国・外国人枠12名
内部進学:都立立川国際中等教育学校
2022年4月に開校した全国初の公立小中高一貫校です。
初年度の倍率は30倍という超高倍率を記録し話題になりました。
初年度の過熱ぶりは落ち着いたものの、依然として高い人気を誇っています。
第5位 東京学芸大学附属大泉小学校 16倍
住所:練馬区東大泉五丁目(大泉学園駅徒歩8分)
応募資格:片道40分内の地域に居住していること※合格後通学圏内に転居を確約することで受験が可能
内部進学:東京学芸大学附属国際中等教育学校、竹早・小金井・世田谷中学校に進学することができる。
東京学芸大学附属大泉小学校の魅力は国際性です。国内で初めて帰国子女の特設学級が設置され、今日まで帰国子女の教育研究が積極的に行われてきました。国際バカロレア認定校です。
通学区域が40分以内と狭いながらも、合格後に転居を確約することで受験が可能であるため高倍率です。
第6位 東京学芸大学附属世田谷小学校 11倍
住所:世田谷区深沢4丁目(駒沢大学駅徒歩16分)
応募資格:世田谷区、目黒区、大田区の定められた地域に居住
内部進学:8割が東京学芸大学附属世田谷中学校に進学。中学卒業後は45~50%が東京学芸大学附属高等学校に進学。
東京学芸大学附属世田谷小学校は、世田谷区の好立地にありながらも、他の国立小学校と比べ通学区域が狭く設定されているため、倍率は低めです。
第一次抽選なしで考査が行われます。入試では父母のアンケートが行われることも特徴です。
第7位 東京学芸大学附属小金井小学校 10倍
住所:小金井市貫井北町(武蔵小金井駅徒歩15分)
応募資格:片道40分以内の地域を一部含む町全体を指定(40分を大きく超える地域もあり)。杉並区、中野区、昭島市、国立市、小金井市、国分寺市、小平市、立川市、調布市、西東京市、東久留米市、東村山市、日野市、府中市、三鷹市、武蔵野市全域。
内部進学:7~8割が東京学芸大学附属小金井中学校へ進学。中学卒業後は30%が東京学芸大学附属高等学校へ進学。
大泉小学校と同様片道40分が目安となっていますが、大泉小学校のように転居を確約することで受験ができるという制度はありません。世田谷小学校と同様、第一次抽選なしで考査が行われます。
まとめ
最後にまとめます。
第1位 | 東京学芸大学附属竹早小学校 | 66倍 |
第2位 | お茶の水女子大学附属小学校 | 58倍 |
第3位 | 筑波大学附属小学校 | 30倍 |
第4位 | 立川国際中等教育学校附属小学校 | 24倍 |
第5位 | 東京学芸大学附属大泉小学校 | 16倍 |
第6位 | 東京学芸大学附属世田谷小学校 | 11倍 |
第7位 | 東京学芸大学附属小金井小学校 | 10倍 |
アクセスが良く、居住地の範囲が広い茗荷谷3校は、群を抜いて倍率が高いね
ここまで凄いと受かる気はしないけど準備はしておかないとね
過去に出題された問題の傾向が解説されているので、過去問研究に最適です
過去問とっくんはコピーして何度も解くことをオススメします
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