コロナ禍から人気を伸ばし続けてきた私立小学校のお受験。
しかし、2024年度入試(2023年秋実施)では多くの学校が前年度に比べ志願者数を減少させる結果となりました。
そんな中、志願者数を逆に増加させた学校はどこだったのでしょうか。2024年3月現時点で入っている情報をもとに、ランキング形式で発表します!
志願者数減少ランキングはこちらからどうぞ
第1位 さとえ学園小学校
2024年度のさとえ学園小学校の志願者数は467名となり、前年度の418名から49名増加しました。
さとえ学園小学校の志願者数は5年連続上昇し続けています。
系列の栄東中学校も11年連続志願者数1万人越えの快挙を達成しており、小中共に勢いに乗っているという印象です。
第2位 洗足学園小学校
2024年度の洗足学園小学校の志願者数は674名となり、前年度の626名から48名増加しました。
洗足学園小学校は2022年度に707名という志願者数を集めていましたが、2023年度には志願者数が81名減少していました。
洗足学園小学校は、2023年度には月齢別の試験日を、2024年度は2次試験の導入を始めるなど入試形態を変化させており、それも志願者数の増減に関係しているのかもしれません。
第3位 晃華学園小学校
2024年度の晃華学園小学校の志願者数は252名となり、前年度の213名から39名増加しました。
晃華学園小学校は系列幼稚園からの進学者がいるため、小学校入試の募集定員が第1回入試30名、第2回10名、第3回男子のみ若干名と、非常に狭き門です。
特に第2回入試の倍率は非常に高く、2022年度には8.7倍もの高倍率となりました。
晃華学園は中学受験でも最近人気が高まってるよね
第4位 森村学園初等部
2024年度の森村学園初等部の志願者数は575名となり、前年度の538名から37名増加しました。
森村学園初等部は5年間志願者数を伸ばし続けています。
森村は説明会やSNSで積極的に情報発信をしているよね
校風や学園の雰囲気の良さが伝わって好感度が上がっているよね
第5位 青山学院横浜英和小学校
2024年度の青山学院横浜英和小学校の志願者数は246名となり、前年度の216名から30名増加しました。
青山学院横浜英和小学校は2019年に青山学院大学と係属校締結を行って以来、志願者数を増加させました。
青山学院横浜英和中学高等学校の2023年3月の卒業生(系属校2期生)のうち、72%が青山学院大学へ推薦資格を取得しました。
同年の青山学院大学以外の合格実績としては、明治大学9名、上智大学・神奈川大学6名、中央大学5名、医学部5名のほか、海外大学への合格者もいるそうです。
今後推薦資格者が増えるのか期待したいところ
第6位 江戸川学園取手小学校
2024年度の江戸川学園取手小学校の志願者数は229名となり、前年度の214名から15名増加しました。
茨城県取手市に位置する江戸川学園取手小学校ですが、最近は埼玉や千葉などの家庭から人気を集めているとのこと。
系列中高に医学部進学に特化した「医科コース」があることから、医師家庭からも強い人気を得ています。
体験入学や文化祭などは募集開始後すぐに満席になるほどの人気ぶりだよね
まとめ
さいごに、志願者数の増加順にまとめてみました。
さとえ学園小学校 | +49 |
洗足学園小学校 | +48 |
晃華学園小学校 | +39 |
森村学園初等部 | +37 |
青山学院横浜英和小学校 | +30 |
江戸川学園取手小学校 | +15 |
関東学院小学校 | +14 |
捜真小学校 | +9 |
東洋英和女学院小学部 | +4 |
昭和学院小学校 | +2 |
自由学園初等部 | +1 |
23区内の学校は東洋英和女学院小学部だけだね。今年度は郊外の学校が強かったようだね
系列校の人気が上がっている、という共通点もありそうだね
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