【2023最新】横浜雙葉中学高等学校の進学実績を考察してみた

2023年3月に上智大学と、6月には北里大学と高大連携協定を締結した横浜雙葉。

また2024年度の中学受験では複数回入試を導入するため難関中学の新たな併願先としても注目されており、倍率上昇が期待されます。

そんな新たな取り組みをはじめて注目されている横浜雙葉の進学実績はどのようになっているのでしょうか。

2023年春の卒業生の進学実績をもとに考察してみました。




目次

横浜雙葉の特徴

まず、横浜雙葉の特徴をまとめました。

  • 募集人数は小学校80名、中学校一般90名+帰国生若干名
  • 横浜雙葉小学校の倍率は5.1倍(ジャック幼児教育研究所調べ)
  • 横浜雙葉中学校の偏差値は52(四谷大塚)
  • クラブ活動は中学校では原則的に全員参加
  • 小学校はお弁当持参、中高は購買でお弁当の購入が可能

同偏差値帯には共立女子、田園調布学園、品川女子学院などがあります。

横浜雙葉中学高等学校の進学実績

合格実績概要

合格実績をまとめました。2023年3月卒業生数は177名です。

現役既卒含む総数
国公立等
-東大
-医学部
36
1
6
42
2
8
早慶上理128133
MARCH151168
医学部4259

合格者の多い学校

合格者数が多い順に並べてみました。

大学名現役既卒含む
明治大学4146
立教大学3840
上智大学3738
早稲田大学3636
青山学院大学3338
神奈川大学3131
東京理科大学2830
慶應義塾大学2729
中央大学2326
北里大学2125

早慶上理、MARCHが多い中で、神奈川大学と北里大学(うち医学部7名)も上位にランクインしています。

早慶上理の中では、上智大学への合格者数が最も多く、慶應義塾大学が少ないというのも特徴です。

ランキングは日本女子大学、明治学院大学、法政大学、千葉工業大学と続きます。




医学部への合格実績

国公立大学医学部合格実績

国公立大学医学部等への合格者数は8名でした。うち6名が現役です。

東京医科歯科大学 2名
浜松医大 2名
香川大学 1名
宮崎大学 1名
横浜市立大学 1名
防衛医科大学 1名

私立大学医学部合格実績

私立大学医学部への合格者数は51名でした。うち36名が現役です。

合格者数(既卒含)学費偏差値
順天堂大学12080万円70
東京慈恵会医科大学72281万円70
日本医科大学32200万円70
昭和大学52817万円67.5
東京医科大学12983万円67.5
東邦大学42630万円67.5
東海大学13531万円67.5
東北医科薬科大学23414万円67.5
国際医療福祉大学31850万円65
岩手医科大学23440万円62.5
聖マリアンナ医科大学63473万円62.5
杏林大学23759万円62.5
帝京大学13773万円62.5
北里大学73953万円62.5
金沢医科大学14044万円62.5
東京女子医科大学54621万円62.5




感想

先日雙葉中学校・高等学校の進学実績についての記事をアップしました。

姉妹校とはいえ偏差値が12も違うため比較対象にはならないとは思いながら見比べてみましたが、国公立大学医学部や上智大学の現役合格者数はほぼ同等でした。

私大医学部への合格者数も大変多く、インターエデュによると現役合格率ランキングでは暁星、白百合、桜蔭、雙葉、豊島岡に次ぐ6位と出ています。

横浜雙葉は2023年6月に北里大学と高大連携協定を締結しています。今後さらに北里大学医学部への進学者が増える可能性がありますね。

この偏差地帯の学校の中では大健闘の進学実績。偏差値が下がっているとはいえさすが名門校です。

今後も注目していきたいと思います。

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この記事を書いた人

元塾講師、学校職員。
子どもの小学校受験の経験から
知育やお受験について発信しています。

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