このページでは、千葉県と茨城県の私立小学校の倍率をランキング形式で紹介しています。
最近まで「公立王国」と称された地域ですが、近年私立小学校も徐々に増えてきました。
そこで本日は千葉・茨城エリアの私立小学校の倍率と人気のポイントをお伝えします。
第1位 江戸川学園取手小学校 1.8倍/3.3倍
江戸川学園取手小学校の実質倍率は第1回入試が1.8倍、第2回入試が3.3倍でした。
第1回 | 第2回 | |
志願者数 | 183 | 46 |
受験者数 | 178 | 33 |
合格者数 | 100 | 10 |
倍率 | 1.8 | 3.3 |
江戸川学園取手小学校は第1回入試を9月に、第2回入試を11月に行っています。願書は11月に受け付けているので東京の試験終了後に出願することが可能です。
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江戸川学園小学校は共働き家庭に嬉しい給食とアフタースクールを完備した学校です。
詳しくはこたらの記事をご覧下さい。
江戸川学園は小中高一貫教育を行っており、原則全員中等部へ進学できる点もポイントです。
江戸川学園取手中・高等学校には医科、東大、難関大コースがあり、特に医学部現役合格者数が大変多い学校です。そのため医師家庭からも人気だそうです。
1位 暁星高等学校
2位 白百合学園高等学校
3位 桜蔭高等学校
4位 雙葉高等学校
5位 豊島岡女子学園高等学校
6位 横浜雙葉高等学校
7位 聖光学院高等学校
8位 女子学院高等学校
9位 頌栄女子高等学校
10位 江戸川学園取手高等学校
参考 インターエデュ 2023年東大京大難関大合格者ランキング
第2位 日出学園小学校 1.3~3.2倍
日出学園小学校の実質倍率は、第1志望入試が1.3倍、第1回一般入試が1.8倍、第2回一般入試が3.2倍でした。
第1志望 | 第1回一般 | 第2回一般 | |
志願者数 | 95 | 146 | 25 |
受験者数 | 93 | 139 | 16 |
合格者数 | 70 | 76 | 5 |
倍率 | 1.3 | 1.8 | 3.2 |
日出学園小学校では10月に第1志望入試と第1回一般入試を、11月に第2回一般入試を行っています。第2回一般入試は11月にも願書を受け付けているので東京の受験後に出願することも可能です。
日出学園小学校は日出学園中学校への内部進学が可能ですが、外部受験する児童が多いです。2020年から2022年度の3年間で、渋幕16名、市川34名、東邦47名の合格者を出しています。
制服が似ていることから「千葉の学習院」の異名を持つとのこと
元々裕福な家庭がかなり多い学校だったらしいからそれもあるのかも
第3位 開智のぞみ小学校 1.6倍/2.1倍
開智のぞみ小学校の実質倍率は、第1回入試が1.6倍、第2回入試が2.1倍でした。
第1回 | 第2回 | |
志願者数 | 187 | 63 |
受験者数 | 177 | 58 |
合格者数 | 112 | 28 |
倍率 | 1.6 | 2.1 |
開智のぞみ小学校の第1回入試の志願者数が年々増加傾向にあります。倍率も、2021年度1.4倍、2022年度1.5倍、2023年度1.6倍と微増を続けています。
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日本の学習指導要領に国際的な教育プログラムを融合させた独自のカリキュラムを行っています。小学校だけでなく、小中高12年間を通してバカロレアプログラムを実践している点が他校との大きな違いです。また、インター出身者など既に英語に慣れ親しんでいる場合、レベルテストに合格すると英語探究クラスに入ることができます。
第4位 昭和学院小学校 1.4倍/1.6倍
昭和学院小学校の実質倍率は、推薦入試が1.4倍、一般入試が1.6倍でした。
推薦 | 一般 | |
志願者数 | 116 | 72 |
受験者数 | 110 | 58 |
合格者数 | 76 | 36 |
倍率 | 1.4 | 1.6 |
昭和学院小学校では10月に推薦入試を、11月に一般入試を行っています。11月の一般入試の願書受付は10月中なので、11月の東京受験後の出願はできません。
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昭和学院小学校では週3時間オールイングリッシュの英語授業を行っています。スピーチコンテスト、留学生との交流、イングリッシュキャンプなどアウトプットの機会も充実しています。系列の昭和学院幼稚園でも年中から毎日英語レッスンがあります。
第5位 国府台女子学院小学部 1.2/1.3倍
国府台女子小学部の実質倍率は、第1回入試が1.2倍、第2回入試が1.3倍でした。
第1回 | 第2回 | |
志願者数 | 117 | 17 |
受験者数 | 97 | 10 |
合格者数 | 81 | 8 |
倍率 | 1.2 | 1.3 |
国府台女子小学部は2022年度入試から2次募集を行うようになりました。近年志願者数は減少傾向にあり倍率は2倍を切ってしまいましたが、ここ3年は微増しています。
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宗教教育を通しての人格教育、女子校ならではのしっかりとした躾を行う学校として、地域では人気の女子校です。市川市の高級住宅街にあり、日出学園のお隣に位置しています。校舎も新しく、環境に恵まれているとことも魅力です。
第6位 暁星国際小学校 1.2倍
暁星国際小学校の倍率は、第1回入試、第2回入試共に1.2倍でした。
第1回 | 第2回 | |
志願者数 | 62 | 13 |
受験者数 | 60 | 13 |
合格者数 | 52 | 11 |
倍率 | 1.2 | 1.2 |
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暁星国際小学校のインターナショナルコースでは、ほぼすべての科目を英語で行います。インター系の学校に比べ学費がリーズナブルという点も魅力です。
第7位 聖徳大学附属小学校 1.0~1.3倍
専願 | Ⅰ期 | Ⅱ期 | Ⅲ期 | Ⅳ期 | |
志願者数 | 49 | 15 | 10 | 9 | 2 |
受験者数 | 49 | 9 | 10 | 8 | 1 |
合格者数 | 47 | 9 | 8 | 6 | 0 |
倍率 | 1.0 | 1.0 | 1.3 | 1.3 | – |
なお、こちらの数字には附属幼稚園からの進学者数を含んでいません。
2023年度は1月のⅣ期まで入試を行いました。
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芸術鑑賞、礼法室での礼法授業、有田焼の食器での給食、海外修学旅行など本物に触れる教育を行っています。
志願者数が少ないのは近隣の市に新しい私立小学校が続々と開校した影響があるのかもね
同じ常磐沿線の江戸川取手が人気だからね。中高共学化で人気が復活するかな?
さいごに
光風台三育小学校、千葉日本大学第一小学校、つくば国際大学東風小学校などについてはデータがなくランキングに入れられませんでした。
さいごにまとめます。
第1位 | 江戸川学園取手小学校 | 1.8倍/3.3倍 |
第2位 | 日出学園小学校 | 1.3倍~3.2倍 |
第3位 | 開智のぞみ小学校 | 1.6倍/2.1倍 |
第4位 | 昭和学院小学校 | 1.4倍/1.6倍 |
第5位 | 国府台女子小学部 | 1.2倍/1.3倍 |
第6位 | 暁星国際小学校 | 1.2倍 |
第7位 | 聖徳大学附属小学校 | 1.0~1.3倍 |
複数回入試を行っている学校ばかりなので、都内や国立が終わってからもチャンスがあります。
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