私立小学校の入学試験にコンスタントに出題され続けている”昔ばなし”。
2023年度は暁星小学校や洗足学園小学校などのペーパー難関校でも出題されました。
お受験のためにどんな昔ばなしを読み聞かせすれば良いのかと悩む方は多いと思います。
ひとりでとっくんの「むかしばなし」に出題されているタイトルを見ると、日本の昔話からアンデルセン童話まで幅広く並んでいます。

本当にこんなに幅広く試験に出るものなのかな?
そんな疑問が出てきました。
そこで本日は過去にどのような昔話が出題されたのかを調べてみました。
昔ばなしはどこまで読み聞かせをすれば良いのかと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
過去に出題された昔ばなし
過去に出題された昔ばなしを調べて一覧にしてみました。
ももたろう | うさぎとカメ |
うらしまたろう | おおきなかぶ |
かさじぞう | シンデレラ |
いっすんぼうし | しらゆきひめ |
おむすびころりん | おやゆびひめ |
したきりすずめ | オオカミと七ひきの子ヤギ |
はなさかじいさん | 3びきのこぶた |
こぶとりじいさん | ヘンゼルとグレーテル |
かぐやひめ | ブレーメンの音楽隊 |
さるかに合戦 | オズの魔法使い |
きんたろう | みにくいアヒルの子 |
これで全てではないと思いますが、かなりの数です。
これらは「ひとりでとっくん78 むかしばなし」でほぼ網羅されているので心配ありません。
オズの魔法使い
しかし唯一、オズの魔法使いだけは「ひとりでとっくん」内にありませんでした。こちらは洗足学園小学校の2023年度入試で出題されています。



オズの魔法使いってどんな話だっけ…?
出題形式
常識問題
出題形式としては、描かれているイラストを見ながら「鬼が出るお話はどれですか」「お話しの順番通りに並べ替えなさい」というものがよく見られました。
ひとりでとっくんの後半と同程度の難易度かと思われます。ひとりでとっくんをやっていれば問題なく対応できそうです。
課題画
暁星小学校の昨年の試験では「あなたが桃太郎なら誰を家来にするか描きなさい」という絵画での出題があったようです。
当然、桃太郎の内容がしっかり頭に入っていないと描けませんね。
また、慶應義塾幼稚舎でも桃太郎にまつわる出題があったそうです。
他にも過去には雙葉小学校など桃太郎は様々な難関小学校でも出題がされており、小学校受験における最重要昔話なのではと思っています。
我が家の対策
外国の童話の方が多様性があって頭に残りやすいので、日本の童話を重点的に読み聞かせをしてきました。
こぶとりじいさん、はなさかじいさん、おむすびころりんなどは共通して「優しいおじいさんと意地悪なおじいさん」が登場するのでややこしいですね。
また、ももたろう、一寸ぼうし、こぶとりじいさんは共通して「鬼」が登場します。
日本の童話はこのように似たようなものがあるのでちゃんと違いが分かっているのか不安になりますね。



一日一話ずつ、コツコツ読み聞かせをするしかないかな
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント