東洋英和女学院小学部の学校説明会を視聴しました。
今回は学校主催の説明会ではなく、ジャック幼児教育研修所が各校の校長先生をお招きし、特別講演会として開催しているものです。
ジャックの会員でなくても参加することができます。
様々な学校の説明会があるので、興味があるから機会があればお話を聞いてみたいなという程度でも、学校へ足を運ぶことなくオンライン視聴できるので大変ありがたいです。
それでは感想等をレポートします。
立教女学院小学校からやってきた部長
東洋英和女学院小学部部長(≒校長先生)は、立教女学院小学校から来られた吉田先生です。
同じミッションスクールとはいえ、他の女子校から来られた先生がいきなり部長というトップの地位に就かれて、しかもまだ一年目ということで、少々気になりました。
が、自ら立教の話を進んでされていました。
立教女学院小学校の入試問題は難しいとか、面接はこういうスタイルだったとか、そんな話もされていて、わりと、いやかなりオープンな感じで驚きました。
その上で東洋英和女学院とはどういう学校なのか、ということを客観的な目線で伝えられていて分かりやすかったです。
吉田先生の著書です
東洋英和女学院小学部のポイント
学校の歴史、概要などは省略して、説明会の中でお話されていたことについて、気になったポイントを挙げてみます。
・宗教を大切にしたプロテスタント学校
・父の会がある
・医学部進学者が多い
・再開発のため仮校舎になる
宗教について
小学部長は宗教がご専門の先生だけあって、宗教についての説明を丁寧にされていました。
他の女子校と混同してしまっているのか、英和をカトリック校と誤解している保護者もいるというエピソードも話されていました。
英和を受験するなら、宗教について聞かれてもしっかり答えられるよう準備しておかなければと感じました。
父の会
東洋英和女学院小学部には父の会があり、父の会が主催して活動をすることもあるそうです。
立食パーティや子どもとの討論会というお話もあり、なかなか活発な活動をされているのかなという印象を受けました。
もちろん母の会もあります。
医学部進学者
東洋英和女学院高等学部の2022年3月卒業者は、15%が医学部に進学したそうです。
「医者のお子さんが多いので…」ということでしたが、早慶上理ICUも30%ということ、進学実績は中々良さそうです。
今年度は中学受験でもかなり人気が上がったとのお話もありました。
仮校舎
六本木の再開発のため、2025年から2028年まで仮校舎になるそうです。
“仮校舎”と聞くと、仮設のプレハブ小屋をイメージしましたが、莫大な予算をかけて同じような校舎を建設してもらえるそうです。
仮校舎というか新築校舎で学べるってことね♪
さいごに
長時間の講演会でしたが、関西人らしく(関西弁ではないですが)、ユーモアを交えながらオープンなお話をされるので退屈しない説明会でした。
好みは分かれるのかもしれませんが、個人的には先生のお人柄に好印象を受けました。
東洋英和女学院小学部ののびのびとした学校生活が伝わり、今まで説明会に参加したカトリック女子校の厳かな雰囲気とは全く違うんだなと感じます。
現時点での我が子には、カトリック校よりもこちらの方が合っていそうです。(合格させてもらえるかどうかは別として)
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