このページは洗足学園小学校と宝仙学園小学校について比較したページです。
両校とも「全員が中学受験をする学校」としてNO.1、2の難関中学合格実績を誇っています。
またiCT教育先進校という共通点もあり、よく似た学校という印象を持っている方もいるのではないでしょうか。
そこで本日は2校の違いをまとめてみました。
洗足学園と宝仙学園の違い
洗足学園小学校 | 宝仙学園小学校 | |
1学年の生徒数 | 80名 | 70名 |
宗教 | × | 仏教 |
最寄駅 | 溝の口駅 | 中野坂上駅 |
最寄駅からの距離 | 11分 | 7分 |
給食 | × | 〇 |
アフタースクール | × | △ |
英語教育 | 3~6年生 | 1~6年生 |
教育の特徴 | ICT たてわり活動 道徳教育 | ICT 異学年教育 探究・プロジェクト学習 |
受験倍率 | 6.0倍 | 推薦1.5倍 一般5.2倍 |
難関中進学実績 | 一位 | 二位 |
内部進学 | 女子のみ | 男女可 |
附属中学偏差値 (四谷大塚参照) | 65 | 45 |
洗足が表示です
教育方針の共通点
① iCT教育
両校ともコロナよりずっと前からiCTの環境を整え始め、1年生から1人1台のiPadを使った学習を行っています。私立小学校の中でも有数のiCT教育先進校という点で共通しています。
② たてわり活動・異学年交流
両校ともたてわり活動、異学年交流という、学年を超えた交流活動を重視している点でも共通しています。
③ 道徳教育
洗足学園小学校では道徳教育に力を入れています。宝仙学園についても、仏教校なので、道徳教育については得意分野と呼べるでしょう。
④ 研究・プロジェクト型学習
宝仙学園小学校では6年次に卒業研究発表を行います。自分の興味関心を掘り下げ、調べ、資料を作り、プレゼンをするという探究学習です。
洗足学園小学校も、課題に対してICTを駆使して調べ発表するという学習を日常的に行っているそうです。
詰め込み学習だけではなく探究学習に力を入れている点についても、やはり宝仙も洗足も共通していると言えるでしょう。
給食・アフタースクール
洗足学園小学校には給食・アフタースクールはありません。
宝仙学園小学校では週5日間給食の提供があります。
また、宝仙学園小学校では、児童の預かりを目的としたアフタースクールはありませんが、教育の一環として放課後活動を行っています。
- 宝仙Nobiruba:放課後学習活動
- プログラボ:ロボットプログラミング教室
- そろたっち:iPadで行う暗算教室
内部進学
洗足学園小学校も宝仙学園小学校も内部進学をすることができます。
両校の附属中高には、偏差値面で大きな開きがあります。
- 洗足学園中学高等学校 65
- 宝仙中学高等学校 45
洗足学園中学高等学校への内部試験も一般入試同様難関だそうですが、やはり内部進学を考えたときには神奈川県有数の進学校の方に軍配が上がるでしょう。
倍率・入試制度の違い
2023年度受験倍率
洗足学園小学校 | 宝仙学園小学校 | |
2023年度受験倍率 | 6.0倍 | 推薦入試1.5倍 一般入試5.2倍 |
宝仙学園小学校では推薦入試を実施しているのが特徴です。一般的に、中学受験校はペーパー能力を重視するものですが、宝仙学園小学校は第一志望として希望する生徒を優遇してくれるという大きな特徴があります。
このため、入りやすさという点に関しては、宝仙学園小学校の方が勝っています。
宝仙学園小学校の推薦入試まとめ
- 選考料 20,000円
- 推薦基準
- 本校を第一志望とする者
- 推薦に値するもの
- 知能指数が125以上である者
- 出願書類
- 家庭調査書
- 面接資料
- 推薦入試受験における誓約書
- 推薦書(推薦母体が記入)
- 知能検査結果票
- 選考スケジュール
入学選考日 11月1日
選考結果 11月2日
入学手続き 11月8日まで
宝仙学園小学校の推薦入試では知能指数が125あることが要件となっているので、幼児教室等で知能テストを受けなければいけません。
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幼児のIQを高めるドリルです。対象年齢5歳~
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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