越境してでも通わせたい!東京の人気・ブランド公立小学校④台東区、荒川区、墨田区

人気公立小学校を紹介するシリーズ第4弾。今回は23区の城東エリアである台東区、荒川区、墨田区の紹介します。

寺社仏閣が多く、歴史ある下町と新しいマンションが共存し、落ち着いた子育てをしたいファミリー層から人気です。

そんな地域で人気の公立小学校はどこでしょうか。徹底調査してみました。

目次

台東区で人気の公立小学校

6〜11歳の児童人口が特に増加しているという台東区。中学受験率は3割ほどですが、中には極めて高い小学校もあります。アクセスの良い千代田線エリアや文京区に隣接する地域などはその傾向が高いようです。

忍岡小学校

上野公園と東京大学に挟まれ、高級タワマンがそびえ立つ池之端エリアが学区です。申し分ない環境に加えて、全学年が行うプログラミング教育、忍岡水族館、近隣大学との連携(東大のオープンキャンパスへの参加、東京芸大での音楽教室)など魅力的な取り組みも特徴です。

黒門小学校

非常に熱心な保護者が多く、中学受験率が高い小学校として有名です。1930年に建てられた校舎をリニューアルしながら使用しており、アーチ型の廊下天井が美しく、重厚な建物に歴史を感じられます。

すみれママ

文化財にも指定されているよ。個人的にはかなり好きな学校。

荒川区で人気の公立小学校

荒川区はファミリー向けに再開発された南千住エリアを中心に人口増加が続いており、学校も新設されています。中学受験率は19%と2割を切っています。

第一日暮里小学校

荒川区で最も古く創立140年を迎える学校です。お受験組の多い道灌山幼稚園や、開成中高からほど近く、荒川区の文教地区と私が個人的に捉えている地域です。全校生徒180人と少人数ではありますが、中学受験率は4割以上と区内トップクラスです。

汐入小学校

2002年に開校した学校ですが、タワマン建設により児童数が増えすぎたためにわずか8年で近隣に汐入東小学校を新たに開校することになりました。それでも現在荒川区で最も児童数が多く、700名を超える児童が通っています。プログラミングと情報教育に力を入れています。中学受験率は2〜3割ほどです。

墨田区で人気の公立小学校

東京を代表する観光名所を有し、下町情緒が残る墨田区。学校選択制が取られています(緑小学校、二葉小学校は除く)。中学受験率が18%と、隣接する荒川区よりも低いですが最近は中学受験をする家庭も増えているとのことです。

二葉小学校

大江戸線両国駅にほど近く、墨田区で最も児童数の多い700名を抱える小学校です。何度も研究校として指定される墨田区の中心的な学校であり、現在は東京都から教科担任制等指定校とされています。

中和小学校

1870年(明治3年)に弥勒寺を借りて始められた育幼社がルーツということで、非常に長い歴史を持つ小学校です。菊川駅や森下駅にほど近いという利便性の高い立地、静かな住環境から、落ち着いた家庭が多いと聞きます。力士が来校するという墨田区らしいイベントも特徴。

さいごに

今回は台東区、荒川区、墨田区の3区について調査しました。

この中では荒川区が、各小学校からの私立への進学人数などを詳細に公表しており、区役所ではパンフレットももらえるので移住を検討している方は是非チェックしてみてください。

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この記事を書いた人

元塾講師、学校職員。
子どもの小学校受験の経験から
知育やお受験について発信しています。

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