縁故なしで幼稚舎に合格できるのは3割のみ?

小学校受験の最難関、慶應義塾幼稚舎。

大企業や政治家、有名俳優など錚々たるご家庭のご子息・ご令嬢の通う学校として真っ先に名前が挙がる敷居の高い学校というイメージです。

そこでこんな疑問が生じます。

特別な家庭や、両親が幼稚舎の卒業生、兄弟姉妹が在校生であったりという縁故がない一般的な家庭でも幼稚舎に合格しうるのか。

お受験界では永遠のテーマですね。

これについて、週刊ダイヤモンド 2023年4/15・22合併号に気になる記載があったので紹介します。




週刊ダイヤモンド 2023年4/15・22合併号は「中高一貫校&塾&小学校」という特集でしたが、小学校受験についての記事もありました。

その中から一部抜粋して紹介します。

関係者の声を総合すると、幼稚舎でも3割程度は 一般家庭からも合格者が出ているようだ。特に 慶應義塾横浜初等部が開校して以来、「一般枠」の比率が高まっているという。

この3割という数字を具体的に幼稚舎の募集人数から考えてみましょう。

幼稚舎の募集人数は男子96名、女子48名の計144名。

144名の3割は43名です。

わずか43名の一般枠に対して、千数百人の受験生が殺到するのです。

2023年度の慶應義塾幼稚舎の倍率は9.9倍でしたが、縁故のないこの”一般枠”の倍率は25〜30倍なのではないでしょうか。




そこで次の疑問です。

25〜30倍という一般枠の超高倍率をくぐり抜けられるのは、どんな子どもなのか。

この疑問に、ジャック幼児教育研修所の大岡先生が答えています。

この子を落とすのであれば 塾をやる意味がないよね …、という水準の子は合格しています

この答えからは相当なレベルの子どもであることが伺えます。

やはり幼稚舎は別格の存在だと再認識させられます。

すみれ夫

試験内容は難しくないから試しに受けたらワンチャンイケると思ったんだけど

すみれママ

受験料の無駄遣いだわ




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この記事を書いた人

元塾講師、学校職員。
子どもの小学校受験の経験から
知育やお受験について発信しています。

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