早生まれも安心!月齢考慮のある私立小学校

私立小学校入試において、生まれ月によって有利不利が出ないよう”月齢考慮”をする学校があります。

月齢考慮といっても、月齢によって試験問題の難易度を変える学校もあれば、生まれ月によってグループ分けをする学校もあります。

学校によって月齢考慮の考えは異なっているようです。

そこで本日は首都圏の私立小学校の月齢考慮について調べてみました。




目次

月齢考慮を行う学校一覧

多くの学校で月齢考慮がされていると考えられますが、月齢考慮を行っていると発表している学校を挙げます。

慶應義塾幼稚舎桐朋小学校
慶應義塾横浜初等部洗足学園小学校
青山学院初等部晃華学園小学校
暁星小学校西武学園文理小学校
白百合学園小学校田園調布雙葉小学校
サレジアン国際学園目黒星美小学校東洋英和女学院小学部
東京農業大学稲花小学校日出学園小学校




月齢考慮についての各校の記載

月齢考慮に関して、各校のHPに記載されているものを紹介します。

慶應義塾幼稚舎

「入学試験は、生年月日順にグループに分けて行います。生まれ月による有利不利はありません。」

慶應義塾横浜初等部

「試験は、生年月日順にグループに分けて行います。生まれ月による有利・不利はありません。」

青山学院初等部

「入学試験は、生年月日順にグループに分けて行います。生まれ月による有利・不利はありません。」

暁星小学校

「同一月齢での集団での集団形成のため、月齢を考慮し、受験番号を決定しています。」

白百合学園小学校

「試験は一緒ですが、判定に際して考慮いたします。」

サレジアン国際学園目黒星美小学校

「願書提出後、誕生日順に受験番号を振り、誕生日が近い子ども達同士で試験を受けられるよう配慮しています。」

東京農業大学稲花小学校

「受験番号の付番の際に考慮しますが、ペーパーテストにおいては、出題内容に差をつけることはありません。」

桐朋小学校

「選考過程で生まれ月によって大きな差異がある場合は、不利にならないよう統計的な措置を取っています。」

洗足学園小学校

「月齢によって異なる試験日となります。しかし、試験の問題数や難易度に大きな違いはありません。」

晃華学園小学校

「判定の際に考慮いたします。」

西武学園文理小学校

「志願者の月例を考慮して、合否判定を行っています。」

日出学園小学校

「知能テストにおいて、生まれ月を考慮しています。」

さいごに

一切考慮しないという学校も多くある中で、生まれ月によって有利不利が生じないよう、公平な試験を行おうとしている学校には好感が持てますね。

また、洗足学園小学校では2023年度の入試より、試験問題が月齢によって変えられるようになりました。

このように、今後月齢考慮を変更する学校も出てくる可能性があります。

またHP上では月齢考慮の有無を記載していなくても、実際の入試試験では合否を決定する際に月齢を加味しているという学校もあるそうです。

気になる方は個別相談会などで直接相談されても良いかもしれませんね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。




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この記事を書いた人

元塾講師、学校職員。
子どもの小学校受験の経験から
知育やお受験について発信しています。

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