小学校から大学まで武蔵野のワンキャンパスで一貫教育を行う成蹊学園。
1915年に開校して以来、政治家や著名人を多数輩出している歴史ある伝統校です。
都内では良家のご子息が通う学校として有名で、代々成蹊という家庭も少ないと聞きます。
また、成蹊学園の教育の原点は「本物に触れる教育」。成蹊学園箱根寮での宿泊行事や夏の学校など、教室では得られない様々な体験学習が用意されています。そういったことからも、「お金がかかる」というイメージが強い学校です。
ちょっと敷居が高いイメージ…
それでは成蹊小学校から大学まで、学費はどれほど必要なのでしょうか。調べてみました。
成蹊小学校の学費
初年度納入金は以下の通りです。
入学金 300,000円
授業料 730,000円
施設費 240,000円
給食費 136,000円
PTA会費 5,400円
ICタグ利用料4,400円
合計1,415,840円
2年次以降は入会金が不要なので、年間1,115,840円です。
6年間の合計金額は6,995,040円です。
青山学院初等部との比較
…青学初等部よりも高いんだけど
こちらの記事「青山学院と学費。小学校から大学までトータルでいくらかかる?」では青山学院大学初等部から大学までの学費をまとめましたが、青山学院初等部の6年間の合計金額は6,456,000円でした。成蹊小学校は青山学院初等部よりもおよそ53万円高額ということになります。
ただし、青山学院初等部の学費には、成蹊小学校と異なり、「給食費」が含まれていません。青山学院初等部でも同様の給食費がかかるとすると、6年間で816,000円です。合計金額と合算すると7,272,000円となり、青山学院初等部の方が高額になります。
成蹊中学校の学費
初年度納入金は以下の通りです。
入学金 300,000円
授業料 668,000円
施設費 200,000円
合計 1,168,000円
2年次以降は868,000円です。
3年間の合計は2,904,000円です。
成蹊高校の学費
初年度納入金は以下の通りです。
入学金 300,000円
授業料 668,000円
施設費 200,000円
合計1,168,000円
2年次以降は868,000円です。
3年間の合計は2,904,000円です。
成蹊大学の学費
文系学部の初年度納入金は以下の通りです。
入学金 200,000円
授業料 825,000円
施設費 195,000円
設備費 80,000円
合計1,300,000円
2年次以降は1,100,000円です。
4年間の合計は4,600,000円です。
理工学部の初年度納入金は以下の通りです。
入学金 200,000円
授業料 1,060,000円
施設費 325,000円
設備費 140,000円
合計 1,725,000円
2年次以降は1,525,000円です。
4年間の合計は6,300,000円です。
まとめ
成蹊小学校の学費は6,995,040円
成蹊中学校の学費は2,904,000円
成蹊高校の学費は2,904,000円
成蹊大学の文系学部の学費は4,600,000円
成蹊大学の理工学部の学費は6,300,000円
合計約1740万3040円~1940万3040円
小学校から大学まで全て私立に通うと2000万円を超えるとよく言われますが、それ以下の金額となりました。
ただし、この金額には寄付金、宿泊行事にかかる費用などは一切含んでいません。これら在学中にかかる必要な経費を全て含むと2000万円は優に超えます。
ぜひ参考にしてください。