この記事では、慶應義塾幼稚舎の試験情報についてまとめています。
2023年度の慶應義塾幼稚舎の倍率は男女ともに下がったものの、依然として高い数字にあり、とくに女児は横浜初等部、早稲田実業に次ぐ高倍率の学校です。
試験内容はペーパーがなく、運動、絵画、行動観察と、一見誰でも挑戦しやすく、運が良ければ受かるのでは?と思わせられる内容です。
本日はそんな慶應義塾幼稚舎の倍率や入試内容についての最新情報をまとめてみました。
この記事で分かることです。
慶應義塾幼稚舎の入試日程、倍率、願書記入内容、考査内容など
試験概要
募集人員 | 144名 男子96人、女子48人 |
考査日 | 11/1〜11/10 |
考査順 | 生年月日順 |
考査内容 | 運動 行動観察 絵画製作 |
面接 | なし |
倍率
2023年度の慶應義塾幼稚舎の倍率は、志願倍率が11倍、実質倍率が9.9倍でした。
志願者数は1,584名、受験者数は1,430名、合格者数は144名です。
男女別に表にしてみました。
男子 | 女子 | |
---|---|---|
志願者数 受験者数 合格者数 実質倍率 | 961名 931名 96名 9.6倍 | 623名 499名 48名 10.4倍 |
幼稚舎の倍率は2020年度が10.8倍(男子10.3倍 女子11.8倍)、2021年度が10.3倍(男子9.7倍 女子11.6倍)と下降しています。
なんで倍率が落ちているんだろう
(もしかしてチャンス?)
私立小学校の受験生は増えたものの
堅実な受験をする家庭が増えたようね
願書
慶應義塾幼稚舎の願書には、自由記入欄(本校を志望した理由、志願者の様子、家庭の方針等20行)と「お子様を育てるにあたって福翁自伝を読んで感じることをお書きください」(14行)という欄があります。
面接がないからここが唯一のアピールチャンスだね
考査内容
運動
前屈、後屈、伸脚、片足バランス、飛行機バランスといった体操をし、連続運動(サーキット)を行いました。
連続運動ではケンケン、ギャロップ、ジグザグ走り、玉を的に向かって投げるなどがありました。
行動観察
2023年度の試験では集団ゲームや自由遊びがありました。コロナで中止されていたお友達への応援が今年度は復活しました。
- 三角コーンを使った○×ゲーム(三目並べ)
- ペットボトルを使ったボウリングゲーム
- ボール投げ
- 自由遊び(ドミノ、パズル、紙飛行機、おもちゃなど)
絵画製作
2023年度の試験ではこのような出題がありました。日程、時間によって出題が異なります。
まずモニターから流れるお話を聞いてから製作に取り掛かります。
- 5色の粘土で不思議な種を作り、種からでた植物で何をしたいかを画用紙に描く
- すごろくを作る。コマには自分の全身の絵と将来なりたいものを描く
絵を描いている間に先生が質問に来ます。
一番売れている過去問です
詳細な分析が参考になります
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